「歩きスマホ」に盗撮と言いがかり 恐喝被害

歩きながらスマートフォンを使ういわゆる「歩きスマホ」をしている人が、通行人とぶつかったり交通事故にあったりする危険性が指摘されていますが、東京の新宿駅の周辺で歩きスマホをしていた男性が実際は画面を見ていただけなのに「盗撮をしていただろう」と男に言いがかりをつけられ、現金を脅し取られる被害に遭っていたことが分かりました。 警視庁は男を逮捕するとともに注意を呼びかけています。

警視庁によりますと、ことし7月、新宿駅近くの路上でスマートフォンを操作していた36歳の会社員の男性が「盗撮していただろう」と男に言いがかりをつけられ現金13万円を脅し取られました。

また先月には、JR新宿駅構内の通路で26歳の会社員の男性が「スマホで盗撮をしていただろう」と別の男に言われ、現金50万円を脅し取られそうになりました。 男性2人はスマホの画面は見ていましたが、盗撮はしていませんでした。 警視庁は28歳の男2人を恐喝などの疑いで逮捕しましたが、被害者の1人は「スマホに集中して急に声をかけられ、冷静な判断が出来ずお金を渡してしまった」などと話しているということです。 「歩きスマホ」を巡っては、画面に気を取られて通行人とぶつかったり駅のホームから転落したりする危険性が指摘されているほか、周囲への注意が不十分で車と接触する事故や女性が体を触られる被害まで起きているということで、警視庁が注意を呼びかけています。

[Source : NHK 2013年9月17日]