富士重工、約50km/hで衝突回避可能な次世代「アイサイト」を発表

011l富士重工業は10月3日、先進運転支援システム「アイサイト(ver.2)」のステレオカメラシステムを全面刷新し、操舵制御機能を追加した次世代「アイサイト」を発表した。 次世代「アイサイト」は、ステレオカメラの視野角、視認距離をともに約40%拡大し、カラー画像化とあわせ、視認範囲拡大、物体認識精度向上、ブレーキランプ点灯・赤信号の認識を可能にすることで、の衝突回避、衝突被害軽減、運転負荷軽減などの各種性能を進化。自動ブレーキによる自車と対象物との衝突回避もしくは被害の軽減が可能な相対速度を約50km/hへ向上させることに成功した。 新機能のうち、「レーンキープアシスト」では、走行車線両側の白線を認識し操舵制御を行うことで、車線中央の走行を維持する車線中央維持、および白線からはみ出しそうになると、ハンドルに逸脱を抑制する力を加える車線逸脱抑制によって、安全性向上とさらなる運転負荷軽減を実現した。車線中央維持では、全車速追従機能付クルーズコントロールが作動していると、約65km/h以上で走行車線両側の白線を認識している状態で走行している場合、車線内中央を維持するよう、ステアリングの自動操舵を行い、ユーザーの運転負荷を大幅に軽減することに加え、安定した走行を支援する。車線逸脱抑制では、自動車専用道路などを約65km/h以上で走行している場合、車線からはみ出しそうになると、従来の車線逸脱警報(表示+警報音)に加え、ステアリングにトルクを加えることで車線内側方向に操舵する制御を行い、車線の逸脱を抑制する。さらに、先行車のブレーキランプの点灯認識を実現し、全車速追従機能付きクルーズコントロール使用時に、減速タイミングを従来機能と比較してさらに早めることで、衝突回避および衝突被害軽減を図っている。 この他、AT誤後進抑制制御では、後退時のアクセルの急な踏み込み、または高い後退速度を検出すると、警報(表示+警報音)すると同時にエンジン出力を制限し、急な後退走行を抑制する。危険回避アシストでは、先行車などの前方障害物と衝突可能性が高いと判断した場合、VDCの車両統合制御技術により、ドライバーの衝突回避操舵する。 なお、現在搭載中の「アイサイト(ver.2)」は、多くの運転支援機能を実現しながら10万円という価格設定により、国内累計販売台数が15万台を超えているという。今回公表した次世代「アイサイト」の機能を2014年に国内で発売予定の新型車へ搭載し、順次車種展開する予定としている。 Source :  マイナビニュース