三鷹ストーカー殺人 クローゼットから約1時間でメッセージ56件

スクリーンショット(2013-10-14 23.56.20) 東京・三鷹市で起きたストーカー殺人事件で、鈴木沙彩さん(18)を殺害したとして逮捕された池永チャールストーマス容疑者(21)は、犯行直前、忍び込んでいた鈴木さんの家のクローゼットの中から、携帯電話で友人にメッセージを送っていた。

その数は、およそ1時間で56件にも及んでいた。

池永容疑者は犯行直前、スマートフォンなどの無料通話アプリ「LINE」を使い、友人に「しきゅう助けてほしいことがある」、「返信ください」などとメッセージを送っていた。 メッセージを送っていたその場所は、池永容疑者が侵入し、身を潜めていた東京・三鷹市の元交際相手・鈴木沙彩さんの自宅の部屋にあるクローゼットの中だった。

池永容疑者の親友は「彼女と会わなければ、誰にも会わずに家の外に出たいという気持ちはあると、LINEで言っていました」と話した。

事件当日の8日午後、池永容疑者は、鈴木さんの自宅に侵入した。

午後4時55分ごろ、帰宅した鈴木さんを玄関先などで刃物で切りつけ、殺害した疑いが持たれている。

その池永容疑者から友人宛てに、最初のメッセージが送られたのは、犯行のおよそ4時間前の午後1時27分だった。

それからおよそ1時間の間に、「ふんぎりつかんからかなりストーカーじみたことをしてる」、「元カノの家の押し入れにて」など、56件ものメッセージを送っていた。

当初、友人は、このメッセージの内容について、にわかには信じられないと思ったという。

池永容疑者の親友は「ちょっとお調子者的なところもあって、僕たちをだましたりして、笑わせたりするのがすごく好きな子で」と話した。

池永容疑者は、「普通にでようども鉢合わせしたら終わってまう」などとメッセージを送っていた。

誰にも会わず、鈴木さんの家から逃げ出したいという池永容疑者。

友人は、事態がのみ込めないまま、メッセージのやり取りを続けた。

池永容疑者は「神様反省しているので助けてください」、「最悪」、「三時間前のおれしね」などとメッセージを送っていた。

鈴木さんの留守中に自宅に侵入しておきながら、そのことを後悔するかのような身勝手なメッセージ。 最後のメッセージは、犯行のおよそ2時間半前となる午後2時半のことだった。

「出たいよ」、「早く」、「詰みだわ」といったメッセージを残した末、犯行に踏み切った。

池永容疑者の親友は「(『詰みだわ』?)時間がたちすぎて、『詰んだ』んじゃないかと。(自分の状況は『詰んだ』と?)はい」と話した。

この友人が、再び池永容疑者と連絡が取れたのは、犯行直後のことだった。

池永容疑者の親友は「(犯行直後に)『やってしまった』みたいな電話は受けました。その時、ちょっと彼が焦っていたので、よく聞き取れなかったんですけれど、彼女と鉢合わせして、彼女が叫んで外に飛び出したというか。自分が追いかけて、カッとなってやってしまったと。その時も半信半疑。うそだと思いつつも、とりあえず彼がそう言っているので、まだ普通に、ただ外に出て、もう悪いことをしてしまったけれど、素直に謝れと」と話した。

池永容疑者は、友人から素直に謝れという忠告を受けたにもかかわらず、捜査員に発見されるまで逃走を続けた。

ストーカー行為の末に奪った命は、もう戻ることはない。

YouTube Preview Image

Source : FNN