フルHDなのに4K相当表示ができる理由–シャープ「AQUOSクアトロン プロ XL10」

131129_sharp_01 シャープは、フルHDパネルを搭載しながら、4K相当の表示ができる液晶テレビ「AQUOSクアトロン プロ XL10」シリーズを11月30日から順次発売する。発売に先駆け、4K相当の表示性能やその仕組みについて製品説明会を実施した。 XL10シリーズは、10月に発表されたAQUOSシリーズの最新モデル。46、52、60、70、80V型をラインアップする。1920×1080ピクセルのフルHDパネルながら、4K相当の高精細表示ができることが最大の特長で、シャープではフルHDモデルのハイエンドモデルに位置づける。 4K相当表示を実現した背景には、シャープが2010年から取り組んでいる「4原色技術」が大きく寄与している。通常、液晶パネルはR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色を用いて表現しているが、4原色技術ではこのRGBにY(黄色)を加えることで、色の表現力を高めた。これにより金色や明るい青など、微妙な色合いが表現できるようになったという。 [caption id="attachment_23278" align="alignright" width="300"]131129_sharp_06 従来のフルHDモデル(左)とXL10シリーズ(右)の画質比較[/caption] 4K相当表示では、4原色の中に緑と黄色の2つの輝度ピークを持っていることがポイント。これは解像度は画素数ではなく、輝度ピークの数で決まることを応用した技術で、通常のRGBでは緑のみが輝度ピークになるため、1画素につき1つの輝度ピークを持っていることになるが、4原色技術では、1画素につき2つの輝度ピークを持つことができる。これにより、解像度を高めることができるとしている。 また、4原色が青-緑-赤-黄の順番で並んでいることも重要で、輝度ピークを支える色になる緑と黄を隣同士で並べるのではなく、赤と青の間に入れて配置することで、緑を中心にした場合と黄色を中心にした場合の2種類の白黒描き分けが可能になるとのこと。1つの画素を右半分と左半分の2倍の解像度として認識できるという。 一方垂直方向では、画素を分けて駆動することで、解像度を高めた。シャープでは、斜め線などを滑らかに表示するため、1つの画素を上下に分け駆動する方式を以前から採用していた。XL10シリーズでは、この駆動方式を活用し、上下に別々の映像信号を加え、独立して制御できるようにしている。シャープのAVシステム開発センター所長である吉田育弘氏は「こうした技術により、今まで実現し得なかったフルHDのパネルに画素数以上の解像度を表示することが世界ではじめて可能になった」と話す。…続きを読む Source : CNET [amazonjs asin="B00GD3OIOC" locale="JP" title="SHARP LC-70XL10 AQUOS クアトロン プロ 70V型 地上・BS・110度CS1デジタル フルハイビジョン液晶テレビ"][amazonjs asin="B00GD3T4OQ" locale="JP" title="SHARP LC-80XL10 AQUOS クアトロン プロ 80V型 地上・BS・110度CS1デジタル フルハイビジョン液晶テレビ"]