ソニー「α7/α7R」:さよなら一眼レフ、これぞデジタル写真の未来だ!
フルサイズのカメラ、イコール、高くて大きく重たいハイエンドな一眼レフカメラである…というのがこれまでの常識でした。 でもこれまでの常識は覆されました。コンパクトなボディなのにプロ級の最高画質を保証する全く新しいタイプのカメラ。ソニーの新しいα7シリーズです。米ギズによるレビューをお届けします。  

これは何?

35mmのフルサイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼レフカメラです。ボディは通常の一眼レフカメラより遥かに小さく、レンズマウントはソニーのEマウントです。 α7のシリーズは現在2種類、α7のボディは1700ドル(約17万、日本ではカカクコムで見る限り最低価格13万くらい)で、24メガピクセルのセンサーを搭載。 α7Rはボディのみの販売で、2300ドル(日本では18万から22万くらい)、36メガピクセルのセンサーを搭載しています。 これらの違いは? …実はそんなに多くないのですが、後ほど説明します。  

何がすごいの?

このシリーズは、最初のフルサイズのレンズ交換式ミラーレス一眼カメラ。「フルサイズ」だと何かすごいか簡単に説明すると、暗所でも綺麗に撮影出来て、画角も広く、画質も最高級なのです。 この大きいフルサイズのセンサーを詰んだカメラが、小型化し軽量化したということは、街角、旅行、ドキュメンタリーなどの撮影などに肩や腕を痛めること無く持ち運べるようになったことを意味します。 技術的にはライカのM9も同様でしたが、アメリカでは7000ドル(約70万円)もするわけで、一般の人が手に取れるような代物ではありませんでした。ソニーのα7とα7Rで始めて手の届く価格感になりました。 20131124_a702.jpg 20131124_a703.jpg  

デザイン

α7とα7Rは、どちらも同様にスムーズに角ばったデザイン、これまでのソニーのカメラをいろいろ継ぎ足した感じです。NEX-6のようなグリップ、コントロール部分とトップにくっつく電子ビューファインダーはRX1のようです。A7Rのマグネシウム合金のボディは防塵・防滴仕様、カーブ感とグリップ部分のテキスチャーは手に持った感じもしっくり、堅牢な感じがします。 4つのダイヤルを搭載しているなど、直接コントロールできるボタンやダイヤルが豊富ですね。1つは露出補正ダイヤル、2つ目は絞り値やシャッタースピード、そして背面にあるひとつのボタンはISOをコントロール。計9つのボタンに、46の機能から好みの機能を割り当てることができるボタンカスタマイズ機能も搭載しています。 20131124_a704.jpg 全体的に、安定しているソニーの既存カメラの機能を残してくれたのは良い選択だと思いました。NEXやRXシリーズをすでに使っている人ならすぐに慣れることができると思います。 20131124_a705.jpgA7 Sony 35mm f/2.8 — 1/320, f/5.0, ISO 200 20131124_a706.jpgA7 Sony 55mm f/1.8 — 1/500, f/4.5, ISO 100

使ってみて

エルゴノミクス(人間工学)は、カメラにおいて非常に重要です。なぜなら全ての操作は手で行われますからね。 α7とα7Rの沢山のコントロールボタンやダイヤルは、かろうじて指が届く感じ。自然に指が置かれるピンポイントの場所にはコントロールできるものが無いような感じがしますが、まあ、これは人それぞれだし慣れもあると思います。 以前使っていたオリンパスのOM-D E-M1は、丁度指先が置かれる絶妙な位置にダイヤルが置かれていましたが、ソニーはエレガントな見た目を重視してきた印象です。例えば、シャッターボタンは絞りダイヤルより中の方にあった方が良かったかな。細かい話だし、使う人の手の大きさや好みによって印象は変わるでしょうけど。 そしてα7もα7Rも、3インチのチルト可動式液晶モニターに、約240万ドットの有機EL電子ビューファインダーが搭載。ビューファインダーの存在は、写真撮影の際にものすごく重要なもの。多くのカメラメーカーは、従来的な一眼レフカメラの光学機構のファインダーから電子ファインダーへの変遷はゆるやかですね。 α7やα7R(あとはオリンパスのOM-DやパナソニックのGX-7など)の電子ビューファインダーは悪くありません。中々使えます。電子ビューファインダー上でも各種設定値の反映や、拡大表示機能やピーキング機能によるピント合わせ等は、実用的だし一眼レフカメラにひけをとりません。 そしてα7もα7Rも、レスポンスも程よく速くどちらも約2秒で起動します。問題に感じるほどのシャッターラグもありません。 ただ、どちらのカメラもかなり大きなシャッター音が気になるかもしれません。特にA7Rで顕著です。かなり音がするので、誰かをこっそり盗み撮ろうとは思わない方が懸命ですね。 どの新しいカメラも使い慣れてくると、自分の好みに合わせてファンクションを割り当てたり、カスタマイズしたくなりますが、このあたりもちゃんと作り込まれています。 20131124_a707.jpg ほとんどのボタンが、自分の思い通りにコントロールスキームとしてカスタマイズ可能です。焦点の合わせ方などを選ぶにも、複数ステップを踏まないとたどり着けないデフォルトのレイアウトが必ずしもベストではないわけで…でもこれを自分の使いやすいように変えられるから有難い。 ソニーはNEXの若干使いづらいメニューシステムを採用せずに、RX1の明確で直感的なレイアウトにしているのも好印象ですね。ソフトウェアに関しては、一般的な付加機能として、Wi-Fi、パノラマモード、HDR等が... 続きを読む Source : GIZMODE [amazonjs asin="B00FXKLPVU" locale="JP" title="SONY デジタル一眼カメラ α7ズームレンズキット ILCE-7K/B"][amazonjs asin="B00FXKLN58" locale="JP" title="SONY デジタル一眼カメラ α7R ボディ ILCE-7R/B"]
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