スマホの音質を200%upさせるモバイルスピーカー Logicool『Mobile Boombox WS500』

Mobile Boombox WS500●Ultimate Ears 『Mobile Boombox Bluetooth speaker & speakerphone WS500』 実勢価格約9800円 スマホやタブレットにBluetoothで接続して使えるモバイル用アクティブスピーカー。最大2台の同時接続に対応。マイク搭載でハンズフリー通話もでき、内蔵電池で10時間駆動。充電はマイクロUSB端子を使ったUSB充電に対応。専用のACアダプターとケーブルが付属する。25.4mmのフルレンジユニットを2個搭載。出力は2W×2。3.5mmステレオミニ入力端子付き。ボディーカラーはホワイト、ブラック、ブルー、レッド、イエローの5色。●幅111×高さ61×奥行き67mm、298g。 W03『iPhone』などのスマホにはスピーカーが内蔵されているが、これはあくまでも音が出るレベルで、音楽を楽しむには外部スピーカーが不可欠である。私も何種類かのアクティブスピーカーを購入してきたが、その全てが『iPhone』や『iPod』のドックを利用したタイプ。なぜなら音がいいからだ。ドック接続ならヘッドフォン出力ではなく、より音質的に優れたライン出力が取り出せる。しかし、ドックスピーカーというのは意外にかさばる。さらに衝撃的だったのが『iPhone5』の登場だ。ドックコネクターの形状が変わってしまい、今までのドックスピーカーが使えなくなってしまった。いろいろな事を学習した私は、Bluetooth接続のワイヤレススピーカーに注目した。Bluetoothと言えば消費電力は少ないが、音はイマイチというイメージがあったが、最近のBluetoothはそうでもないらしい。ということで、高音質が期待できるロジクールの製品に白羽の矢を立てた。 W02今回の新製品はカスタムイヤモニターで超有名なUltimate Earsブランドだ。アルミボディーでパッシブラジエータを搭載した3D方式の『WS800』と、よりコンパクトな『WS500』の2種類の製品がある。音質から言えば『WS800』だがオンライン価格2万4800円と高価で、幅38.6cmもあることから見送って『WS500』を選んだ。フロントグリルが5色、ボディーが白と黒の2色あり、非常にカラフルで日本製品には見られない曲線的なデザインにまず驚いた。表面はマット仕上げの樹脂のようだ。極めてコンパクトで幅は11.1cmしかない。ステレオミニ端子を使って『Mac mini』のデジタル出力を外付けDAC経由で接続。元気のいい音楽がスピーカーの前後から流れてきた。歯切れが良く、低音の量感豊かなピラミッドバランスの音だ。音量を上げていくとデスクが共振するぐらい低音が出る。リアにあるバスレフダクトがその役目を果たしている。ダクトのスキマから中をのぞくとパッシブラジエータが見える。これは隠れ3D方式ではないだろうか。Bluetoothに切り替えて『iPhone5』のアルバムを再生してみる。音質はほとんど変わらない。幅が狭いので左右の広がりは出ないが、ボーカルを聴くとデスクトップでミニコンサートがおこなわれているような雰囲気がある。電源は内蔵充電池でワイヤレス接続なので、気軽に持ち運べるのがいい。ダイニングテーブルや寝室にひょいとつまんで持って行ける。もちろん『iPhone5』は仕事部屋に置いたままで接続が切れることはなかった。この自由を一度味わうともうドックやUSB接続なんて面倒な世界には戻れない。たまたま電話がかかってきたので、ハンズフリーで受けたが音声は明瞭で普通に会話ができた。 Bluetooth接続ということで音質には限界があるだろうと思っていたが、予想以上に高音質だった。小型スピーカーにありがちなドンシャリ型でなく、高域は優しく、低域もほどよい量感がある。聞き疲れしない音なので仕事のBGMに最適。音量を上げても音が割れたり、低音がビビッたりせず、歯切れのいい明るい音を聴かせてくれる。左右にスピーカーがうまくセッテイングできないデスクトップ環境などでは、思い切って『WS500』をセンターに置いてた方が音楽が楽しめそうだ。操作はカンタンで初めてBluetoothスピーカーを使う人も迷わず接続できるだろう。フル充電で10時間駆動なのでアウトドアにも持ち出したい。『WS500』は目からウロコの高音質モバイルスピーカーだった。 [Source : @DIME 2013年4月27日]