【誤報】中国共産党機関紙が「日本自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道!

fuujin_attack_helicopter_renders_3_by_meganerid-d64ry4w 先日、中国共産党機関紙の国際版が「これが日本自衛隊の新型ヘリコプターだ!!」と数枚の画像を独占公表し、「日本の専門家が設計」、「現在の科学技術レベルではいささかSF的だ」と評論した。 日本でも報じられていないものがなぜ中国で? まさか機密情報の流出か!? 多くのネットユーザーが首をひねっていたが、報道自体が中国メディアの勘違いだったようだ。この図は日本のものではなく、ある海外アーティストの作品であったことが判明したのである。

・中国メディアが「自衛隊の新型ヘリ図」を独占報道

「自衛隊の新型ヘリ予想図」を発表したのは、中国共産党機関紙『人民日報』の国際版『環球網』だ。環球網は「日本自衛隊の未来武装ヘリ図」というタイトルで、数枚のヘリコプターの写真を発表。 「最近、インターネット上に『風神』という名の武装ヘリコプターの構想図が登場した。この武装ヘリは日本の専門家が設計したものだ。機体には陸上自衛隊のマークもついている。だが、現在の科学技術水準から言うと、この武装ヘリはいささかSF的だ」と説明した。

・海外アーティストの作品だった fuujin_attack_helicopter_scene_by_meganerid-d64wkha

確かに環球網の指摘どおりこのヘリコプターはSFチック。アニメチックだと言ってもいい。それもそのはずである、これらの画像は自衛隊とも日本とも全く関係がないもの。なんとインドネシア人アーティストがPhotoshopで作成し、ウェブ上に公開していたCGアートだったのだ。 つまり、『環球網』が海外アーティストのCG作品を「日本の自衛隊のもの」として報じたいたということだ。この勘違いは世界中に拡散した。

・この件に関するネットの声

「中国、またやっちまったな」 「クッソ笑った!!」 「あー、どうりでオモチャっぽいと思ったよ」 「トランスフォーマーの新キャラかと思った」 「デザイン画としては面白いが、実際に飛ばすと制御できないって」 「日本人デザインなはずがない。日本にはガンダムやエヴァがあるんだぜ?」 「なぜ気づかない」 「仕方ないって、中国は世界のネットからシャットアウトされてるんだから」

・CGアート作者「笑っちゃった!!」

なお、誤報であることが海外で報道された後も、環球網では特に訂正などはされていないようだ。 ちなみに、この件についてCGの作者であるリドワン・チャンドラ・チョワさんは「ここ数日ページの訪問者が激増していて、何でかなぁと思ったら……もう笑っちゃいました!!」とコメントしている。

[Source : ロケットニュース 2013年5月23日]