「アルプス」停止は水位誤検知、試験運転を再開

8.29-osuishiri-setubi

東京電力は4日夜、福島第一原子力発電所の汚染水から大半の放射性物質を取り除く浄化装置「ALPS(アルプス)」の試験運転を再開したと発表した。

午前7時前に異常を示す警報が鳴り、約12時間停止していた。

東電によると、装置内で、タンクとタンクをつなぐ配管の弁が誤って開いたのが原因。弁が開く前に、一方のタンクの水位を自動確認する工程があるが、タンク内では汚染水をかき混ぜる作業中だったため、上がったり下がったりする水位を検知してトラブルが起きたという。東電は、運用方法の変更など再発防止策を講じた。トラブルによる停止は、9月27日の運転再開以来、2度目。

アルプスには、汚染水の処理ラインが3系統あり、今後、試験運転を順次、再開する計画。東電は4日、試験運転の期間について「1系統あたり120日」との予定を明らかにした。

(2013年10月4日22時18分  読売新聞)